介護で大活躍!『 大容量』アルコール除菌液をがっつり使いこなそう
毎日の介護、本当に大変ですよね。
食事に洗濯、オムツ交換と次々と作業が待っているので休む暇もありません。作業をこなしているだけで、気づけばもう次の食事の時間?ということも。このような生活を長く続けていると、介護者が倒れてしまい入院というケースも珍しくありません。
そうならないためにも「2つのI(アイ)」を意識しましょう。「2つのI」とはアイディアとアイテム(道具)のことです。アイディア次第で介護で必要な作業は減らせますし、アイテム次第で作業時間も短縮できます。「2つのI」を意識することで介護環境は改善できます。作業にかかる一つ一つの手間を減らし、介護のスリム化を目指しましょう。
ここからが本題。
毎日の介護で除菌スプレーは利用していますか?
除菌スプレーの中でも、アルコールを使ったものは介護において絶大な威力を発揮します。タイトルにあるアルコール除菌液はその除菌スプレーの中身で、つまりはスプレーボトルの詰め替え用として販売されているものです。
介護シーンにおいて非常に有用なアルコール除菌液ですが、大容量タイプの商品も販売されています。今回は、その大容量アルコール除菌液の選び方からおすすめの商品、活用方法までを詳しく解説していきます。アルコール除菌を使いこなして介護の品質をワンポイント向上させましょう。
こちらの記事も併せてご覧ください。
アルコール除菌液
除菌液は除菌スプレーの中身で、通常は入れ替え用として販売されています。
一般的には主成分にエタノール(エチルアルコール)を使用した除菌液をアルコール除菌液といいます。飲料用のアルコールとは違いますので間違って飲まないようにしましょう。
アルコール除菌液には以下の特徴があります。
- 除菌効果
- 消臭効果
- 速乾性(揮発性が高い)
- 乾燥後は無臭
利用に必要なものは?
アルコール除菌液
アルコール除菌液を買うなら大容量タイプが断然おすすめです。
大容量タイプのアルコール除菌液であれば、4L~5Lで2000円~3000円(送料含む)なので100mlあたり50円ほどと圧倒的にお得です。しかも、多くの商品が濃度70%以上で除菌能力に優れています。
普段の生活だけでなく介護でも利用するのであれば、大容量タイプのアルコール除菌液を選ぶことをおすすめします。
購入時の注意点
- 主成分はエタノール※1
- エタノール濃度が70%以上※2
- 無水エタノールは選ばない
※1 添加物としてイソプロパノール(IP)や乳酸ナトリウムが入っているものもありますが問題ありません。
※2 表示濃度が違う場合があります。エタノールの比重が精製水に比べて小さいため、容量計算と重量計算で違いが出ます。
スプレーボトル
アルコール除菌液は、スプレーボトルに入れて使用しましょう。
スプレーボトルには、プッシュ式やトリガー式、手持ちタイプや置き型などいろいろな種類があります。また、アルコール除菌液を入れる場合はボトルの素材などにも注意が必要です。
スプレーボトルはアルコール対応のものにしましょう。
対応外だとボトルが劣化したり、アルコール成分が変質する可能性があります。
向上委員会おすすめの商品はこれ!
紹介している商品は入念に下調べをしていますが、必ずしも情報の正確性を保証するものではありません。また、送料についてはショップの料金設定の変更により内容が変わる場合があります。価格についても同様で、料金変更の可能性があります。商品内容、価格、送料を確認してから購入をするようお願いします。
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アルコール(エタノール)除菌液
- アルコール濃度75%以上
- コスパ優先
- 送料無料
- レビューあり
(Amazon) - レビュー以上
(Amazon)
商品選びのチェックポイント
- 除菌アルコール
(区分:雑貨(雑品)) - 消毒用アルコール
(区分:医薬品・医薬部外品) - 容量
- 100mLあたりの価格
※薬機法により、医薬品・医薬部外品以外は「殺菌」および「消毒」と表現することはできません。
※雑貨(※粗悪品などは除く)と医薬品・医薬部外品のエタノールの成分や効果に違いはありません。
※患部の消毒や医療アイテムの殺菌・消毒にも利用するなら医薬品・医薬部外品を購入しましょう。
Amazonで買うならこの商品
メイプルアルコール75
雑貨
エタノール濃度75%と除菌力は十分です。
容量たっぷりなので、介護でも普段の生活でもがんがん使えます。食品添加物なので介護用品や台所用品などにも安心して使えますよ。
フジアルコール 除菌75
雑貨
エタノール濃度75%と除菌力は十分です。
大容量5Lで、介護でも普段の生活でもがんがん使えます。食品添加物なので介護用品や台所用品などにも安心して使えますよ。ちなみに、私はこれを使っていますが不満は一切なしです。
外皮消毒剤 消毒用エタノールMIX カネイチ
医薬部外品
医薬部外品の消毒用エタノールです。
エタノール濃度76.9~81.4%(vol%)と除菌力は十分です。普段使いだけでなく、患部の消毒や医療アイテムの殺菌・消毒にも利用したいのならこちらを選びましょう。ただし、殺菌・消毒の利用機会が少ないのであれば、除菌用と消毒用は別々で購入することをおすすめします。
楽天・Yahooショッピングで買うならこの商品
フジアルコール 除菌75
雑貨
エタノール濃度75%と除菌力は十分です。
大容量5Lで、介護でも普段の生活でもがんがん使えます。食品添加物なので介護用品や台所用品などにも安心して使えますよ。ちなみに、私はこれを使っていますが不満は一切なしです。
AZ エタノール除菌78 ULTRA PURE
雑貨
エタノール濃度78%と除菌力は申し分なしです。
容量たっぷりなので、介護でも普段の生活でもがんがん使えます。植物由来の原料から作られた日本製のエタノール除菌剤です。
AZ エタノール除菌78 ULTRA PURE 1L×4個
雑貨
AZ エタノール除菌78 ULTRA PUREが「1L×4個」になった商品。
利用頻度がそれほど多くない人におすすめです。開封後の使用期限(未開封の場合は、一般的に製造日より3~5年まで使用が可能)が気になる人はこちらを購入しましょう。
外皮消毒剤 消毒用エタノールMIX カネイチ
医薬部外品
医薬部外品の消毒用エタノールです。
エタノール濃度76.9~81.4%(vol%)と除菌力は十分です。普段使いだけでなく、患部の消毒や医療アイテムの殺菌・消毒にも利用したいのならこちらを選びましょう。ただし、殺菌・消毒の利用機会が少ないのであれば、除菌用と消毒用は別々で購入することをおすすめします。
スプレーボトル
スプレーボトルは、空ボトルを購入するか市販の除菌スプレーのボトルを再利用するかのどちらかです。
用途に合わせて選ぶなら空ボトルです。買ってすぐ使えますし、お洒落なものも多くサイズも豊富です。経済的でエコという観点なら、除菌スプレーの再利用もアリだと思います。
- 新しいものを購入して使い終わってから利用
- すでに手持ちの使用済みボトルを利用
※アルコール対応のスプレーボトルを利用しましょう
※再利用は自己責任でお願いします
色々使えて便利。使用例を一挙紹介!
状態にもよりますが、要介護者の生活は基本的にベッドが中心になります。一つの部屋で食事、着替え、排せつの処理などを行うので、普通に生活するよりも汚れや菌と格闘する機会が圧倒的に多くなります。枕や布団、衣服に汗染みや汚れがついたり、排せつの処理で床が汚れてしまったりなどは日常茶飯事です。しかし、汚れるたびに洗濯や掃除をしていてはさすがに疲れ果ててしまいます。本音を言えば、ちょっとした臭いや汚れであれば、時間をかけずに処理して終えたいですよね。
そんな時に役立つのがアルコール除菌液です。スプレーボトルに除菌液を入れておけば、ちょっとした汚れや雑菌などはすぐに処理できるので非常に便利。しかも、大容量タイプの除菌液ならコスパにも優れているので、いつでもどこでもがんがん使えますよ。
実際にどういう風に使うのかQ&A形式で見ていくよ。
いつもの介護で
ウィルス対策に
汚物・嘔吐物の処理に
外出時に
普段使いで
これらは一例です。他にもいろいろな使い方ができますよ。
※雑貨扱いの高濃度エタノール製品は、医薬品や医薬部外品ではありませんが、消毒用エタノールの代替品として手指消毒に使用することが可能です。詳しくは厚生労働省のページをご覧ください。「新型コロナウイルス感染症の発生に伴う食品添加物製剤たる高濃度エタノール製品の使用について(令 和 3 年 5 月 3 1 日)」
※1 アルコール度数が高いので手が荒れることがあります。
※2 アルコールアレルギーのある人は使用を避けましょう。
※3 アルコール除菌液の利用は、自己責任でお願いします。
今までは、主に冬場のインフルエンザウィルスに気を付けていましたが、コロナウィルスの発生にともない、一年を通してウィルス対策が必要になりました。要介護者の健康のためにもアルコール除菌液は常に常備しておきたいですね。
医薬品・医薬部外品の除菌液はなにが違うの?
アルコール除菌液を購入する際は、雑貨扱いと医薬品扱いの商品があるので注意しましょう。薬機法(旧薬事法)により、医薬品・医薬部外品(指定医薬部外品)の商品でないと「殺菌・消毒」の表示ができません。よって、それ以外(雑貨・雑品)は「除菌」と表示しています。
除菌液と消毒液で使用しているエタノールの成分や効果に違いはありませんが、品質に違いが出る可能性(アルコール消毒液は厚労省の認可を受けているので、一定レベルの品質が約束されています)があります。
- アルコール「除菌液」(雑貨・雑品)
-
衛生目的で日常的に利用
- アルコール「消毒液」(医薬品・医薬部外品)
-
医療的なケアなど、一定レベルの衛生処置が必要
除菌(消臭)目的で日常的に使用するのであれば、除菌液・消毒液のどちらを選んでも問題ありません。患部の消毒、吸引カテーテルや気管カニューレの殺菌・消毒、その他医療的なケアなどは消毒液を使いましょう。
アルコール製品の医薬品・医薬部外品についての詳しい内容は、こちらの記事をご覧ください。
まとめ
介護は、毎日が汚れや菌との格闘です。
家族の健康のためにも自宅は清潔に保っておきたいものですが、手間がかかるのは困りますよね。そんな時は、大容量タイプのアルコール除菌液がおすすめです。コスパが良いので気兼ねなく使えるので、毎日の介護で大助かりです。アルコール除菌を上手に使いこなしてウィルスや菌から身を守りましょう。
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